一般社団法人日本家系図制作士協会

地域の記録アーカイブ

地名は、変わる。記録は、残す。

取り寄せた戸籍に、いまの地図にない地名が書かれている。市町村合併と住居表示の実施で、そういう地名が数えきれないほど生まれました。告示をもとに、現在の地名との対応を記録しています。

旧地名を調べる

その地名は、いまどこですか。

戸籍や古い文書に書かれているとおりに入力してください。告示にもとづく対応が収録されていれば、現在の地名と、根拠にした告示を表示します。

一度に照会できるのは1件です。大字・小字・集落名は収録していません。

現在、官報告示および自治体告示からの採録作業を行っています。裏づけの取れた対応のみを収録する方針のため、確認できた地名から順に公開します。

地名が分かっても、そこから先をどうたどるかは別の話です。戸籍の請求のしかた、古い文字の読み方、記録の書き残し方はTADORU CAMPUSで順に学べます。在学中の方は受講料が無料です。

一次ソース

出典を書けない対応は、収録しません。

地名の誤りは、郷土史の記述や行政への照会にそのまま引用されます。一度広まると、訂正はまず追いつきません。だから、次の3つを出典にできる対応だけを収録します。

官報告示
市制町村制の施行、市町村の廃置分合・境界変更は官報に告示されます。告示日と告示番号を記録の単位とします。
自治体の告示
住居表示の実施や町名地番の変更は、各自治体の告示が一次ソースになります。発行元の自治体名と告示番号を記録します。
国土地理院の地名情報
地形図に採録された地名の表記と位置を参照します。

収録の範囲

持つものと、持たないものを決めています。

当協会が持つのは、告示にもとづく地名の対応だけです。何を持つかを決めるのと同じだけ、何を持たないかを決めてあります。範囲がはっきりしていることが、安心して使える条件だと考えています。

  • 粒度は市区町村まで。告示にもとづく対応のみを持ちます
  • 1件の旧地名に対して、現在の地名を1件返します
  • 出典として、告示日と告示番号を必ず添えます

収録していないもの

  • 大字・小字・集落の名称
  • 地域に住む人・世帯に関する情報
  • 地域を単位とした名簿の類

収録した地名を一覧で表示する画面、まとめて取得する機能、外部から利用できる問い合わせ口は設けていません。照会は1件ずつ、完全一致でのみ行えます。

海外移民の送出記録

どの地域から、どこへ渡ったか。

ハワイへ、北米へ、南米へ。移民は個人ではなく、地域の単位で送り出されました。曾祖父がどこの港から乗ったのかを、いま海外でたどろうとしている人がいます。送出の年次と行先を、公的記録にもとづいて整理しています。

日本から各地へ渡った移民の行先を示す世界地図

記録するのは、地域と年次と行先の対応までです。海外にルーツをたどる方が、当時の地名から現在の地名にたどり着けるようにすることを目的としています。

地域史のデジタル化をご検討の自治体・教育機関へ

お手元の告示や郷土資料をもとに、記録の整理からお手伝いできます。