
墓じまい記録 墓石から、家族の記録へ。
墓じまいの前に、
墓石に刻まれた名前を残しませんか。
石は、なくなる。文字は、残せる。
墓石を撤去する前に、写真を撮って送るだけ。刻まれている戒名・お名前・没年月日・建立年を書き起こし、データにしてお返しします。ご自身で撮影される場合は、費用はかかりません。
全国対応書き起こし無料保管料0円一般社団法人が運営
こんな方へ
ひとつでも当てはまれば、まだ間に合います。
- 墓じまいの日程が決まった、または見積りを取った
- 墓石の文字だけでも残しておきたい
- 先祖の名前を、子や孫へ伝えたい
- 古い墓石があり、誰のお墓なのか分からない
- 遠方のお墓で、自分では記録に行けない
- 石材店から「撤去します」と言われ、時間がない
どれにも当てはまらない場合でも、ご相談いただけます。まだ墓じまいをするか決めていない段階のお問い合わせも承っています。
墓じまい記録とは
撮る、読み取る、残す。
墓石を移設したり、保管したりするサービスではありません。記録に限ったお手伝いです。
- 01
撮る
撤去される前の墓石を、スマートフォンで撮影します。難しいのは光の向きだけで、撮り方の手引きをお送りします。
- 02
読み取る
刻まれた戒名・俗名・没年月日・建立年を、こちらで書き起こします。読めなかった箇所は、推測で埋めません。
- 03
残す
写真と書き起こしをデータ一式にしてご家族へお渡しします。ご同意をいただいた記録は、当法人が永久に保管します。
写真をご自身で撮っていただければ、ここまで無料です。
お渡しするもの
こんな記録をお返しします。
送っていただいた写真から、刻まれた文字を書き起こします。読めなかった箇所は、推測で埋めずに「判読不能」として残します。
送っていただくもの
送っていただく写真
正面・側面・背面を、面ごとに寄って撮影したもの。斜めから光が当たる時間帯に撮ると、彫りの影が出て文字が読めます。
お返しする記録(例)
- 戒名
- 釋淨心信士
- 俗名
- 太郎
- 没年月日
- 明治十八年三月二日
- 行年
- 七十二
- 建立年
- 明治十九年 建之
- 所在地
- (告示にもとづく現在の地名まで。区画番号は記録しません)
- 右側面 下段
- 判読不能(2文字)
※ 説明のための例です。実際の記録は、お墓に刻まれている内容によって変わります。
お渡しするもの一式
- 面ごとの写真(最大解像度のまま保存します)
- 書き起こしのデータ一式(表計算・PDF)
- 所在地と撤去年月日の記録
- 永久保存への登録(ご同意をいただいた場合)
記録できる期間
墓石を撤去してからでは、記録できません。
墓石の記録は、やり直しがきかない種類の作業です。撤去された石は破砕され、刻まれた文字はその時点で失われます。

- 戸籍より前が、書かれていることがあります
- 戸籍でさかのぼれるのは、多くの家で明治のはじめごろまでです。墓石にはそれより前に生まれた人が刻まれていることがあり、その場合、石が唯一の手がかりになります。
- 手元の写真では、読み取れません
- お手元のお写真に墓石が写っていても、刻字が判読できる角度と解像度で撮られていることはほとんどありません。斜光を待ち、面ごとに寄るなど、読み取りを前提とした撮影が要ります。
- 日程が決まってからでは、慌ただしくなります
- 撤去の日程が決まってからのご相談も承りますが、天候の予備日を含めるとお伺いできる日が限られます。見積りの段階でご相談いただくのが確実です。
撤去のあとで「写真だけでも撮っておけばよかった」と思っても、取り戻せません。墓じまいを決められたら、撤去の前に一度だけ記録を残してください。
2つの進め方
セルフ記録と、立会記録。
記録の中身と、そのあとの保管はどちらも同じです。違うのは、誰が撮るかだけです。
セルフ記録
0円
- 写真の撮影
- ご本人・ご家族
- 文字の書き起こし
- ○
- データの整理・お渡し
- ○
- 永久保存
- ○
- 風化した石の読み取り
- アプリを使う方法をご案内
- 記録帳(冊子)
- お見積り
- 家系のつながりが分かる略図
- ―
- 向いている方
- 現地へ行ける方
立会記録
個別見積
- 写真の撮影
- 当法人が伺います
- 文字の書き起こし
- ○
- データの整理・お渡し
- ○
- 永久保存
- ○
- 風化した石の読み取り
- ○
- 記録帳(冊子)
- 1部つきます
- 家系のつながりが分かる略図
- ○
- 向いている方
- 遠方の方・文字が読みにくい石
| セルフ記録0円 | 立会記録現地へ伺います個別見積 | |
|---|---|---|
| 写真の撮影 | ご本人・ご家族 | 当法人が伺います |
| 文字の書き起こし | ○ | ○ |
| データの整理・お渡し | ○ | ○ |
| 永久保存 | ○ | ○ |
| 風化した石の読み取り | アプリを使う方法をご案内 | ○ |
| 記録帳(冊子) | お見積り | 1部つきます |
| 家系のつながりが分かる略図 | ― | ○ |
| 向いている方 | 現地へ行ける方 | 遠方の方・文字が読みにくい石 |
迷ったら、セルフ記録からで大丈夫です。
送っていただいた写真で読み取れない場合は、その旨をお伝えします。撮り直しをお願いするか、現地へ伺う立会記録をご案内します。読めないまま推測で埋めることはしません。
追加でかかる費用
| セルフ記録 | 無料(追加費用はありません) |
|---|---|
| 立会記録:2基目以降(1基につき) | お見積り |
| 立会記録:遠方への出張 | 交通費の実費のみ。出張料はいただきません |
| 記録帳の追加(1部につき) | お見積り |
撤去のご予定日とお墓の所在をお知らせいただければ、費用と伺える日程をあわせてお伝えします。お見積りの段階でのお断りに費用はかかりません。保管に追加の費用をいただくこともありません。
なぜ無料なのか
なぜ、無料でできるのですか。
墓石を残せなくても、記録まで費用を理由に失われてほしくないからです。
写真を送っていただく方法なら、こちらの移動と立会が発生しません。書き起こしにかかる手間は、当法人が負担しています。
あとから保存料や登録料をご請求することはありません。費用がかかるのは、こちらから現地へ伺う場合(立会記録)と、記録帳(冊子)をご希望の場合だけです。

安心のために
墓じまいを、勧める事業者ではありません。
継ぐ人がいない。遠方で通えない。費用の見通しが立たない。墓じまいに至る事情はさまざまで、そこに優劣はありません。当協会は、墓じまいの是非について立場を取りません。続けるべきだとも、たたむべきだとも申し上げません。決めた方の判断を、記録という形で支える立場です。
手を合わせる場所がなくなることと、その人がいた記録が消えることは、同じではありません。
- 墓じまいを勧める事業者ではありません
- 当法人は墓石の撤去工事を受注していません。墓じまいを勧めることも、止めることもしません。役割は、失われる前に記録を残すことだけです。
- 勝手に公開しません
- ご同意をいただかない限り、公開も第三者への提供も行いません。研究への提供は、別途ご同意をいただいた場合に限ります。
- 他家のお墓は記録しません
- 記録するのは、ご同意をいただいた一基だけです。隣接する他家の墓石が入らない画角で撮影し、やむを得ず入る場合は文字が判読できない処理を施します。
- 同意は、あとから撤回できます
- 撤回された場合、当法人が保管している複製を速やかに削除します。ご家族にお渡しした記録は、そのままお手元に残ります。
永久保存について
ご同意をいただいた記録は、当協会が永久に保管します。ご家族の手元から失われたあとでも、ご子孫の求めに応じてお渡しできる状態を保ちます。保管に追加の費用はいただきません。
お申し込みの流れ
相談する、撮って送る、受け取る。
- 01
相談する
撤去の予定日と、お墓の所在をお知らせください。まだ日程が決まっていなくても構いません。ご相談とお見積りに費用はかかりません。
- 02
撮って送る
撮り方の手引きをお送りします。それにそって撮影し、写真をお送りください。現地へ伺う場合は、撤去の前に日程を決めて伺います。
- 03
記録を受け取る
書き起こしを終えたデータ一式をお渡しします。ご同意の範囲で、当法人の保管に加えます。
お申し込みは、そのお墓の祭祀を承継されている方からいただいています。同意の確認を含む詳しい手順は記録の扱いと同意についてに掲載しています。
撮り方の手引き
難しいのは、光の向きだけです。
ご自身で撮影される場合の要点です。この5つを押さえていただければ、書き起こしに十分な写真になります。詳しい手引きは、お申し込み前でもお送りします。
- 01
斜めから光が当たる時間に
朝か夕方が向いています。真上からの光や曇天では彫りの影が出ず、文字が読めません。
- 02
面ごとに寄って撮る
全体を1枚撮っただけでは、まず読み取れません。正面・側面・背面を、それぞれ画面いっぱいに。
- 03
隣のお墓を入れない
同意をいただいているのは、そのお墓だけです。他家の墓石が入らない画角にしてください。
- 04
拓本は取らないでください
石を傷めるうえ、多くの墓地で禁止されています。読み取りにくい場合は、下記のアプリを使う方法があります。石に触れずに済みます。
- 05
スケールになるものを添える
定規や硬貨を隅に置いていただけると、あとから大きさが分かります。なくても構いません。
読み取りにくい石には
「ひかり拓本」という方法があります
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所が公開しているアプリです。石に角度を変えて光を当てた写真を複数枚撮り、影だけを抽出して拓本のような画像をつくるアプリです。石に触れないため、拓本が禁じられている墓地でも使えます。
三脚と懐中電灯などの光源が必要です。撮影から作成まで5〜10分ほど。iOS 14以上 / Android 9以上に対応し、800円(税込)の有料アプリです。
iOS(App Store)Android(Google Play)
当協会とは関係のないアプリです。紹介にあたって金銭のやり取りはありません。使わなくても記録はお受けできます。
よくあるご質問
よくあるご質問
- 本当に無料ですか。あとから請求されませんか。
- ご自身で撮影して送っていただくセルフ記録は無料です。書き起こしも、データのお渡しも、その後の保管も費用はかかりません。費用がかかるのは、こちらから現地へ伺う場合と、記録帳(冊子)をご希望の場合だけで、いずれも事前にお見積りをお出しします。お見積りの段階でお断りいただいても費用はかかりません。
- うまく撮れる自信がありません。
- 撮り方の手引きをお送りします。難しいのは光の向きだけで、朝夕の斜めから光が当たる時間に、面ごとに寄って撮っていただければ十分です。送っていただいた写真で読み取れない場合はその旨をお伝えし、撮り直しをお願いするか、立会記録をご案内します。
- 文字が風化していて、写真では読めそうにありません。
- 「ひかり拓本」というアプリを使う方法があります。奈良文化財研究所が公開しているもので、角度を変えて光を当てた写真を合成し、拓本のような画像をつくります。石に触れないので墓地でも使えます(有料・800円)。それでも読めない場合は、こちらから現地へ伺う立会記録をご案内します。
- 撤去の日程が迫っています。間に合いますか。
- セルフ記録であれば、写真を送っていただいた時点で記録は残せます。撤去に間に合わせるという意味では、こちらの日程を待つ必要がありません。立会をご希望の場合、ご相談からお伺いまでは最短で1週間程度です。
- 遠方にあるお墓でも依頼できますか。
- セルフ記録は所在地を問いません。立会記録も全国からご相談を承っていますが、出張料はいただかず交通費の実費のみを頂戴します。所在地によっては、伺える日程が限られる場合があります。
- まだ墓じまいをするか迷っています。
- どちらを選ばれるかについて、私たちから申し上げることはありません。記録は、たたむと決めた場合にのみ必要になるものです。決まってからで間に合います。
記録の扱い・公開・保存についてのご質問は記録の扱いと同意についてに掲載しています。
記録のあと、家系をたどるには
刻まれた名前を読んだあと、その人がどこで生まれ、誰とつながっていたのかを知りたくなる方が少なくありません。戸籍からたどる手順をお伝えしています。記録のご依頼とは別に、どなたでも受講いただけます。

墓石がある今なら、残せます。
スマートフォンで撮影して送っていただければ、費用はかかりません。撤去のご予定日と、お墓の所在をお知らせください。